足立区西新井の「ケアハウスはごろも」は、自立した生活を続けていただくための軽費老人ホームです。
介護施設ではなく、お一人様用の高齢者の住まい、高齢者マンションのような生活の自由度が高い高齢者向けの福祉施設です。
私たちが大切にしているのは、特別な行事や大きなイベントではなく、毎日の生活そのものを楽しむことです。
日々の生活の積み重ねが心と体の健康を支え、介護が必要になる時期をできるだけ遅らせることにつながります。
家事が生活リズムを整える
掃除や洗濯、料理や買い物――こうした家事は単なる「作業」ではなく、心身を活発に保つための大切な営みです。
たとえば掃除をすると体を動かし、料理をすると頭を使い、食材を買いに行けば外の空気を感じられます。
「やらなければいけないこと」ではなく、「暮らしを楽しむ活動」として日常に取り入れることが、いきいきとした生活の秘訣です。
会話が心を元気にする
家事と同じくらい大切なのが「会話」です。
食堂や廊下でちょっとした言葉を交わすだけでも気持ちが明るくなり、「自分は一人ではない」と感じられます。
これからはクラブ活動や地域交流が増えていくことで、会話のきっかけもさらに広がっていきます。人と話すことは脳を活性化させ、認知症予防にもつながると言われています。
体も心も自然に動かす暮らし
自分の部屋で「テレビを見て過ごすだけ」の生活は、どうしても体力や意欲を失いやすくなります。
一方で、買い物に行き、料理を作り、掃除や洗濯をして、誰かとおしゃべりをしていると、自然に頭も体も使うことになります。夜もぐっすり眠れるようになり、生活のリズムが整っていきます。
小さな積み重ねが未来を変える
介護が必要になるのは誰にでも訪れることです。
けれど、日常生活を大切にすることで、介護が必要となる時期を遅らせたり、介護が必要になっても「自分でできることは自分で行える」状態を長く保つことができます。
そのために必要なのは、大げさなことではなく、毎日の小さな習慣の積み重ねです。
まとめ
家事や会話といった日常の営みこそが、健康を守る一番の方法です。
足立区西新井の「ケアハウスはごろも」は、これからも入居者の皆さんが「毎日を自分らしく楽しみ、健康で過ごせる暮らし」を支えていきます。